• 検索結果がありません。

【損害保険ジャパン日本興亜】債券予備格付新規:AA (劣後) ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0263

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "【損害保険ジャパン日本興亜】債券予備格付新規:AA (劣後) ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0263"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1/ 3

http://www.jcr.co.jp

16- D- 0263 201 6 年 7 月 7 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

損害保険ジャ

パン

日本興亜株式会社

(証券コード:−)

【新規】

債券予備格付(期限付劣後債) AA− ■ 格付事由

【発行体概要】

国内大手損保グループ、損保ジャパン日本興亜グループの中核会社。旧損害保険ジャパンと旧日本興亜損 害保険が 14 年に合併して発足した。グループは、損保ジャパン日本興亜ホールディングス(16 年 10月に SOMPO ホールディングスに商号変更予定)の傘下に当社を中核とし、セゾン自動車火災保険、そんぽ 24 損 害保険などを擁する。グループ連結の総資産は約10 兆円、保険料収入は約2.5 兆円。14 年5 月に英キャノ ピアス社(現 SOMPO キャノピアス)を子会社化するなど、海外保険事業の利益拡大を目指している。

当社の発行体格付は、財務内容などを踏まえた単体の評価にグループ全体の信用力を織り込んでいる。グ ループの信用力は、国内損保事業における堅固な事業基盤、国内生保事業、海外保険事業との分散を通じた グループの収益力、財務の健全性などを反映している。国内損保事業の収支構造の改善、海外事業利益の貢 献に加え、合併シナジーの実現や効率化の進展などが収益性の改善要因となっている。また、リスク・リタ ーンの観点から政策株式の削減も進めており、自己資本の充実度も改善基調で推移している。グループ傘下 の事業会社が増える中、グループのリスクガバナンス態勢の整備などに注目していく。

【証券の格付事由】

本証券の予備格付を長期発行体格付から 2 ノッチ下とした。

J C R では、劣後債を含むハイブリッド証券の格付において、①繰延条項に基づき利息・配当が繰延べられ る可能性が「デフォルト(債務不履行)」に陥る可能性よりも通常高いこと(繰延べの可能性)、②一般債務より も発行体破綻時の請求権順位が劣後しており、回収可能性が低いこと(劣後性)―に着目している。

発行体破綻時における本証券の請求順位は最優先株式と同等で全負債(本証券を含む本証券と実質的に同 順位の劣後債務を除く)に劣後する。また、利払いに関して強制停止条項および任意停止条項が定められてい る。利払いが停止される可能性は、発行体の財務状況などを勘案すると現状低いと J C R ではみている。この ような劣後性と繰延条項を勘案し、長期発行体格付とのノッチ差を決定した。

【証券の資本性評価とその事由】

本証券の資本性は第 1 回債につき「低」、「25」、第 2 回債につき「中」、「50」に相当すると判断した。 J C R では、ハイブリッド証券の資本性評価にあたり、「元本の償還義務、満期がない点」、「配当の支払い 義務がない点」、「破綻時の請求権順位が劣後している点」を勘案している。

発行から期日償還までの期間は長いが、第 1 回債では 30 年、第 2 回債では 60 年と異なる点が、2 つの証 券の間の資本性評価の差につながっている。

(2)

2/ 3

http://www.jcr.co.jp

本金等の調達、かつ金融庁長官の事前承認の取得が必要である。また、発行体は業務の性質や競争力維持の 観点からグループとして資本基盤の維持・強化に強いインセンティブを有している。このため J C R では、発 行体およびグループの資本基盤を損ねるような期限前償還や買い入れの可能性はきわめて低いと考え、実質 的な償還義務・満期の評価に織り込んだ。この判断には、①発行体からのヒアリングにより本証券の位置づ けを含めた今後の財務運営方針を確認できたこと、②発行体がこれまで長期にわたり金融市場において投資 家や債権者との良好な関係を維持しその信認を得てきたことなどが反映されている。

利息については、強制停止条項が定められているが、その発動条件は、破綻以前に確実に利払いを止める ことが可能なものとは言い難い。一方で任意停止条項が定められており、総じてストレス時には利息を停止 しうるメカニズムは備えている。これら償還期限や利息停止にかかる仕組みに加え、破綻時における請求権 がシニア債務より劣後していることなどを資本性評価において勘案した。

なお、第 1回債は初回コール時に満期までの残存期間が 20年となるため、この時点で残存している場合 には資本性評価をゼロに引き下げることを検討することになろう。

(発行体担当)水口 啓子・宮尾 知浩 (ハイブリッド証券担当)炭谷 健志・涛岡 由典・杉浦 輝一 ■ 格付対象

発行体:損害保険ジャパン日本興亜株式会社 【新規】

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 予備格付

第1回利払繰延条項・期限前償還条 項付無担保社債(劣後特約付)

1, 000 億円 2016 年 8 月 8 日 2046 年 8 月 8 日 未定 AA-

第2回利払繰延条項・期限前償還条 項付無担保社債(劣後特約付)

1, 000 億円程度 (注)

2016 年 8 月 8 日 2076 年 8 月 8 日 未定 AA-

(注) 具体的な社債総額については、2016 年 7 月 25 日までの間に正式に決定する予定

期限前償還・買入:発行後 10 年経過後の繰上償還

資本事由・税制事由・資本性事由による償還 買入

リプレイスメント:社債要項等に意図表明文言なし。ただし償還・買入にはソルベンシー・マージン比率の維持を含む、 一定の要件(償還要件)の充足が必要

利息任意停 止:発行体の裁量で可能

利息強制停止:当社またはその保険持株会社について規制上の資本の不足または早期是正措置の発動があった場合 累積・非累積:累積

請 求 順 位:全負債(本証券を含む本証券と同順位の劣後債務を除く)に劣後し最優先株式と同等

【参考】

(3)

3/ 3

http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 7 月 4 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:水口 啓子

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「損害保険」(2013 年 7 月 1 日)、「保険持株会社および傘

下子会社の格付け」(2005 年 5 月 31 日)、「ハイブリッド証券の資本性の評価について」(2006 年 9 月 1 日)、「ハイ

ブリッド証券の格付について」(2012 年9 月10 日)、「金融機関等が発行する資本商品の格付方法」(2015 年2 月5

日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 損害保険ジャパン日本興亜株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

なお、本件劣後債につき、約定により許容される利息の支払停止が生じた場合、当該支払停止は「債務不履行」

に当たらないが、J C R では債務不履行の場合と同じ「D」記号を付与することとしている。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

・ 格付関係者が提供した格付対象の商品内容に関する書類

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

関連したドキュメント

添付資料 4.1.1 使用済燃料貯蔵プールの水位低下と遮へい水位に関する評価について 添付資料 4.1.2 「水遮へい厚に対する貯蔵中の使用済燃料からの線量率」の算出について

添付資料 4.1.1 使用済燃料貯蔵プールの水位低下と遮へい水位に関する評価について 添付資料 4.1.2 「水遮へい厚に対する貯蔵中の使用済燃料からの線量率」の算出について

「JSME S NC-1 発電用原子力設備規格 設計・建設規格」 (以下, 「設計・建設規格」とい う。

特定供給者 80を供給 - 80×FIT価格 +80×FIT価格 小売電気 事業者 100を調達 80×FIT価格. 20×回避可能費用 80×交付金(※)

十四 スチレン 日本工業規格K〇一一四又は日本工業規格K〇一二三に定める方法 十五 エチレン 日本工業規格K〇一一四又は日本工業規格K〇一二三に定める方法

本格納容器破損モードに至るまでの事象進展への対応,本格納容器破損モ

添付資料 4.1.1 使用済燃料プールの水位低下と遮蔽水位に関する評価について 添付資料 4.1.2 「水遮蔽厚に対する貯蔵中の使用済燃料からの線量率」の算出について

従って,今後設計する機器等については,JSME 規格に限定するものではなく,日本産業 規格(JIS)等の国内外の民間規格に適合した工業用品の採用,或いは American